突然の訪問で戸惑った出来事
先日、少し驚く出来事がありました。
私は小さく事業をしているのですが、住んでいる地域では「事業で出たゴミは家庭ゴミとして出してはいけない」という決まりがあります。これは多くの地域で共通しているルールだと思います。
うちの場合、事業ゴミはほとんど出ませんし、自宅を事務所と兼ねているため、家庭ゴミと分けるのが難しく、正直なところ一般ゴミと一緒に出してしまっていました。
そんなある日、突然、役所から3人で来られて「事業ゴミはどういうふうに処分されていますか?」と聞かれました。
ポストに事業ゴミに関する情報が書かれた用紙が投函され、その中に訪問する旨が書かれていましたが、日にちなどが指定されておらずちょっとびっくりしたせいもありました。
その上、わりと一方的に質問される形でしたので、正直、少し面食らってしまいました。
心の準備ができていなかった、というのが一番近い感覚です。
とっさについてしまった小さな嘘
その流れの中で、私はとっさに嘘をついてしまいました。
今振り返ると、なぜあんな答え方をしたのか、自分でもよくわかりません。
「このくらいなら大丈夫だろう」
「きっとすぐ終わる話だろう」
そんな軽い気持ちが、どこかにあったのだと思います。
しかし、その嘘がきっかけで、話は少しずつややこしくなっていきました。
やりとりは噛み合わなくなり、自分の中にもモヤモヤが残るようになりました。
嘘が生んだ余計なやりとり
役所の方たちが帰った後で、私は強く思いました。
「嘘って、本当に割に合わないな」ということです。
嘘をついてしまうと、その嘘を守るために、また別の説明が必要になります。
そうやって嘘を重ねていくと、話はどんどん複雑になり、気持ちも疲れていきます。
結局、あとから自分で役所に電話をして、
「実はこういう状況でした。間違った対応をしていました。正しい処分方法を教えてください」
と、正直に伝えました。
すると、ルールに沿った方法をきちんと教えていただき、話はそこで収まりました。
冷静に考えれば、最初から正直に話していれば、
「それはルール上できません。こうしてくださいね」
「わかりました」
それだけで終わっていた話だったのだと思います。
正直がコスパ最強だと感じた理由
今回のことで改めて感じたのは、正直でいることが、いちばんラクで、いちばん効率がいいということです。
これは役所とのやりとりだけでなく、家族との会話でも、仕事の場面でも、同じではないでしょうか。
つい、その場をやり過ごしたくなって、ごまかしてしまいたくなることは誰にでもあると思います。
でも、嘘をつくと、その瞬間は楽でも、あとで必ず辻褄が合わなくなります。
一方で、正直に話せば、多少気まずいことはあっても、その後の関係はむしろシンプルになります。
対等に話ができて、自分の考えも伝えやすくなる。
結果的に、そのほうが長い目で見て楽なのだと感じました。
年末に向けて思うこと
今年も残りわずかになりました。
この時期は、今年一年を振り返ることも多くなります。
今回の出来事は小さな失敗でしたが、「正直でいること」の大切さを、改めて思い出させてくれました。
来年も、うまくいかないことはきっとあると思いますが、できるだけ正直に、シンプルに向き合っていきたいと思います。
そんなことを考えた、年末のひとコマでした。
