今日は地元の小学校の卒業式でした。
朝からあちこちでそれらしい格好のご両親と子供さんを見かけました。
未来ある門出を祝ってあげたいですし、また元気に育ってほしいと思います。
ところで、近所の公園が改修されたんですが外から見晴らしが良くなり、遊具などが減っているんですね。いわゆる危ないものが減っているんです。昔僕が子供だったころジャングルジムとかぐるぐる回る丸い形をした遊具なんかで遊んでいました。友達なんかで指を挟んで指を切ったやつなんて一人もいなかったし、怪我をするやつはいても大怪我をするやつは一人もいなかったんですよね。
今のこういう危ないから作らないといった風潮って、ちょっとどうかなぁ~と思います。
そりゃ、わが子が指を落としたとしたら嫌ですけどね、そうなる前の「こりゃ、ヤベ~だろ」とか「ここまでなら大丈夫そうだな」って経験してなきゃわからんと思うんです。
そういう予行練習とか体験みたいなものがなくて、いきなりやっちゃうから大怪我をするんじゃないんですかね。
普通考えればそんなこといきなりやらんだろうというのがわからない。
それってかえって危ないでしょ。
尻もちついたり、擦り傷作ったり、血がにじんだりするから痛みがわかる。少々の傷ならきちんと消毒すればいいわけだしね。ブランコとかぐるぐる回るやつだって、立ちこぎしたり、めい一杯まわすと遠心力とかバランスとか嫌でも覚えるもんね。
なんでも危ないから、可愛そうだから、でさせなかったら本当に危険に直面したときにどうやってその子たちって対処するんだろ?
そっちのほうが危なくって可愛そうなのにね。
自然の流れで普通親のほうが子より早く死ぬから、死んだ跡の子供自身の生き方や考える力を小さいときから身に着けてやるほうがいいのにね。
結局、親が面倒なんじゃないのかね。