開墾プロジェクト–小さな6次化産業を目指して

開墾プロジェクト

今年からご縁があり、畑を貸していただけることになりました。
ただ、いわゆる「畑」というよりも草に覆われた土地で、すぐに作物を植えられる状態ではありません。ですが、その畑には梅、桜、柿、イチジク、桃など、さまざまな果樹が植わっていました。長い間手入れがされていないので枝が込み入っていますが、これまで果樹を扱ったことがなかった私にとっては、とても面白そうなチャレンジです。

今考えているのは、できるだけ早く今の仕事とは別の収入源をつくり、生活を小さく整えて、無理のない暮らしを実現すること。その柱として「農産物をつくり、加工し、販売する」という形を目指しています。すでにジャム作りからスタートしましたが、もし果樹まで自分で育てられるようになれば、さらに価値のあるものづくりにつながると思っています。

農業は質も大事だがそれに加え量を重視しなければ、収入が安定しないとよく言われます。しかし私の場合は作付面積を増やすことは難しいので、生産技術を上げ、自分の手でまかなえる範囲の収穫と加工品づくりで生活を成り立たせたいと考えています。大量生産はできなくても、小さな規模だからこそ生み出せる価値があると信じています。

「農家になるのか?」と聞かれることもありますが、実はそのつもりはありません。現役の農家さんと同じ土俵で勝負するのは難しいと感じています。ただ、だからといって全く可能性がないわけではなく、自分で生産から加工、販売までを手がける“小さな6次産業”を目指しています。

国が推進してきた6次産業は、ある程度大規模な農業法人だからこそ人件費や設備費を分散できて成り立つ仕組みです。個人規模でそれをそのまま真似するのは不可能でしょう。でも、従業員を抱えず人件費をかけないやり方なら、細々とでも成立するのではないか――そう考えています。

実際、今年は試験的に直売所で農産物と加工品を販売しました。売上は大きくありませんでしたがゼロではなく、手ごたえを感じることができました。もともと「一番になろう」とか「大きな売上を出そう」という発想はなく、趣味と実益を兼ねながら無理なく続けていければいい、というのが目的です。

この「開墾プロジェクト」を通じて、もし自分の手で果樹まで育てられるようになれば、それはとても大きな喜びです。早速剪定の本を買って勉強しています。

これからの経過も、時々ブログで報告していきますので、興味のある方は楽しみにしていただければ嬉しいです。

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私の畑での記録を綴ったカテゴリーです。その後の畑の様子が記録されています。ぜひ併せてお読みください。

畑と半自給

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この記事を書いた人

30代で独立、妻への腎移植、自身もIgA腎症に。トレラン大好きだった自営業者です。病気やお金の不安があっても生活は続く。夫婦で60代を迎えるにあたり、福岡で小さな畑を耕し半自給自足の丁寧な暮らしへ。「急がない。でも、やめない。」をモットーに好きなことをぼつぼつ。ブログと音声配信もやってます。

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