夏野菜の植え付けも、あと少し

夏野菜の植え付けもあと少し

毎年、4月からゴールデンウィーク前後が夏野菜の植え付けのピークです。
その時期に向けて、2月末〜3月頃から苗の準備や土づくりを始め、4月中旬ごろから植え付けを進めていきます。ゴールデンウィーク前にすべて終わるのが理想なのですが、なかなか予定通りにはいかないのが現実です。

我が家は生産者さんのように販売を主としているわけではなく、少し大きな家庭菜園をやっている感じなので、シーズンに1〜2種類の野菜を大量に作るのではなく、約20種類ほどの野菜を同時進行で育てています。これがなかなか複雑で、毎年計画を立ててもその通りになった試しがなく、毎年作業に追われています。

そんな中でも、今年もなんとかゴールが見えてきました。

今年の大きな目標は「きゅうりとゴーヤをしっかり育てて、夏に加工品(漬物)と野菜として販売すること」としています。
どこまで売上につながるかはわかりませんが、「育てて食べる」だけでなく、「加工や野菜として販売する」というところまで自分の手でできるようになりたいなと考えています。それができると今後の仕事の柱としての自信にもつながると感じています。

実は昨年、たまたま加工場を作るチャンスがあり、冬には大根と白菜を使った漬物を販売しました。初めての加工品販売でしたが、そこで学んだことがたくさんあります。

直売所の特徴として、年金受給者の方が趣味の延長として出品しているケースも多く、「少しでも現金になれば良い」というスタンスの方が多い印象です。そのため、低価格で売れ残りがないよう割と安めの価格で販売されるケースが多いように感じます。ですので利益が取れる価格で出荷すると、安い価格に負けてしまいます。元々産直で新鮮なイメージがどの野菜もあるので、特徴を出そうとしても差がわかりにくく、価格設定が難しいという現実にも直面しました。
ですが、これもやってみたからこそ得られた大きな学びですので、やっぱりやってよかったと感じています。

我が家は立地的にも直売所への出品がしやすく、損をしない限りは今後も実験的にこのスタイルを続けていこうと思っています。

さて、残すは玉ねぎの収穫と、さつまいもの植え付け。まだまだ作業は続きますが、2足も3足もわらじを履きつつ、「楽しいから続けられる」を大切に、これからもコツコツ頑張っていこうと思います。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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