これからのAI時代におっさんはどうすればいいのか考えてみた

AIと共存する未来

最近のAIの進歩たるや凄まじいですね。まさに「頭の斜め上の100歩先を行っている」ような感覚すらあります。これから本格的に訪れるAI時代に向けて、若い世代はその環境に応じて自分の能力を発揮していかなければならないでしょう。

とはいえ、AI時代が来たからといって、シニア世代やアラカン世代の私たちが役割を終えるわけではありません。私たちの生活はこれからも続いていきますし、世の中から取り残されるわけでも、存在価値がなくなるわけでもないのです。

では、どうすればAIに振り回されることなく、楽しく順応して生きていけるのか――それが、今回のお話の主旨です。


私自身がこれまでの人生で「世の中が大きく変わった」と実感した技術革新が2つあります。

1つ目は、Windows95の登場によるパソコンの普及とインターネットの浸透です。この2つは切り離せない関係にあり、家庭や職場にパソコンが普及し始めたことで、私たちの働き方や情報の受け取り方が大きく変化しました。

2つ目は、スマートフォンの普及です。インターネット環境を誰でも手軽に持ち歩けるようになったことで、情報へのアクセス、コミュニケーション、仕事の進め方など生活全体がさらに進化しました。

例えば、Windows95が登場した1995年、日本国内のインターネット普及率はわずか約3.3%でした。しかしその後、2000年には26.8%、2002年には46.6%、2004年には62.4%と、急激に普及が進みました。家庭でのパソコン普及率も1996年時点では32.8%でしたが、2006年には95.8%に達しています。

それでも、これだけの普及には約10年という時間がかかっているのです。

その常識を一気に塗り替えたのがスマートフォンの登場でした。スマホは、インターネットをより身近なものにし、老若男女問わず多くの人がその恩恵を受けられるようになりました。

今私たちが直面しているAIの波も、これまでのテクノロジーと同様に、いずれは生活の中に溶け込み、「当たり前」になっていくでしょう。

得意な人はAIを積極的に活用して生活をより快適にしていくでしょうし、そうでない人も、最低限はその恩恵を受けることになるはずです。だから、あまり身構えすぎずに「できることを、できる範囲でやる」という感じで問題ないと私は思っています。


「これからはAI時代だから早く知っておいて、乗り遅れないようにしなくては」なんて全然思わなくてもよくって、今の生活の中で自分が一番得意なこと、好きなことをもっと得意に、もっと好きになっていれば良いのだと思います。

ただ、以前と違うのは、その得意なことや好きなことを表現する力がこれまで以上に重要になってきている点です。私たちの生活の中にインターネットという媒体が空気のような存在になる以前と以後で一番大きく変わったのは、誰もが自由に「自分の考えや活動」を発信できるようになったことです。それはとても価値のあることですから、せっかくこの時代に生きているのですから、それを活用しない手はないと思っています。

「誰かに見られたら恥ずかしい」とか、「知人に知られたら何て言われるか」と不安に思う人もいるかと思いますが、そこは公開設定や匿名性も、設定で色々と対応できるので、自分に合った表現の場を探せば良いと思います。

自分の思いや考えを発信して行くことで、同じ価値観を持つ人と繋がることもできますし、それが新たな可能性や人生の喜びにつながることもあると思っています。

別に誰かと繋がらなくても、考えや活動がAIによって加速してより良い暮らしにつながったり、誰かの助けになったりすることがあるかもしれません。誰かのためになって喜ばれることを嬉しく思わない人は少ないと思うので、これはきっと多くの人に共通する大切な視点なのではないかと思います。

さらに、これからの時代では「才能の発揮の仕方」そのものが大きく変わっていくでしょう。たとえば、これまではどれだけ素晴らしいアイデアを持っていても、それを言語化したり文章にまとめたりするのが苦手な人は、その才能を世の中に届けることが難しい状況がありました。

でも今は、自分の思いつきをAIに伝えるだけで、わかりやすく、伝わる形に整えてもらえるようになっています。つまり、すべての能力を自分一人でまかなう“オールマイティ型”を目指す必要はなく、むしろ何か一つでも「得意」や「好き」があれば、それを中心にAIの力を借りながら、十分に自分の才能を発揮できる時代になるのだと思います。

そんなあなたのつぶやきや一言が、自分や誰かの幸せにつながるようなことをやっていく。それこそが、これからのAI時代を、前向きに、豊かに生きていく鍵になるのではないかと思うのです。

そう考えると未来ってそんなに悪くない感じがしませんか?
ちなみにこの投稿のアイキャッチ画像もAIに書いてもらいました。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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