久しぶりの海外旅行 — 海外旅行体験記:バンコク編1日目
2024年1月24日から久しぶりに海外旅行に行きました。行き先はタイのバンコク。いとこのRちゃん夫妻が住んでおり、以前から誘われていたため、ついに訪れることができました。
久しぶりの海外旅行ということもあり、出国手続きなどに少し不安がありましたが、無事に出発することができました。利用した航空会社はLCCのエアアジア。福岡からドンムアン空港まで約6時間のフライトで、往復約50,000円と非常にリーズナブルでした。しかし、座席の幅が狭く、シートの質もあまり良くなかったため、かなり辛い思いをしました。今後利用するかは悩みどころですが、改善を期待したいところです。


バンコク到着と第一印象
タイと日本の時差は約2時間。日本の冬は寒く、最高気温が10度未満であるのに対し、バンコクは30度を超える暑さでした。飛行機の上から見た農村部の広大な水田や畑から、タイが農業の盛んな国であることを実感しました。

ドンムアン空港に到着し、入国手続きを済ませた直後、コンビニのローソンを見つけて驚きました。その後、ゲートを出るとRちゃん夫妻が迎えに来てくれており、外国に来たとは思えない安心感がありました。

バンコクの暮らし
Rちゃんのご主人のK君は日本企業の駐在員としてバンコクで働いており、駐在員には基本的に運転手付きの車が用意されています。バンコクでは運転が危険なため、自分で車を運転することは禁止されているそうです。
空港から彼らの住むマンションまで車で30〜40分ほど。バンコク市街へ向かう途中、約10年前に訪れたベトナム・ホーチミンと比較して、都市の発展ぶりに驚きました。東京の都心部と遜色ないほど発展している一方で、道路の真ん中で物売りをする子供たちや、道端で座っている母子の姿も見られ、貧富の差を感じました。

Rちゃん夫妻のマンションは30階建ての高層ビルで、日本人が多く住む安全なエリアにあります。会社の規定で駐在員はこのエリアのマンションに住むことが義務付けられているそうです。

また、マンションの入り口には警備員が常駐し、建物内にはメイドもいるなど、現地の人々にとって重要な雇用の場になっているそうです。
K君によると、タイ政府の方針は「タイファースト」であり、外国資本の受け入れもタイ産業の発展と技術習得のために制限されているとのこと。日本人がタイで自分の技術を生かして働くことは基本的に認められておらず、仕事をするには現地の人を雇い、指導する形でなければならないそうです。
タイでの最初の体験

まず、徒歩10分ほどの両替所で10,000円をタイバーツに換金しました。現在のレートは1バーツ約4.7円。食料品は比較的安いものの、お酒や輸入品、衣料品などは高く感じました。



その後、BTS(高架鉄道)に乗り、途中で乗り換えて水上バスに乗り、アジアティーク・ザ・リバー・フロントというナイトマーケットへ向かいました。道中、衝撃的な光景もありました。犬が道路に倒れており、まるで死んでいるように見えたのです。衰弱しているのか、それとも本当に亡くなっているのかは分かりませんでしたが、周囲の人々は特に気にする様子もなく、この瞬間、インドと同じように「生と死の境目が曖昧な国なのかもしれない」と感じ、少し心が沈みました。
本場のタイ料理


旅行前から楽しみにしていたタイ料理。最初の食事では、トムヤンクン、空芯菜炒め、パッタイなどを注文しました。特に印象的だったのがトムヤンクンです。日本で食べるものとはまるで異なり、甘み・辛み・酸味が独立しているのではなく、相乗効果で旨味が爆発するような味わいでした。
食後はナイトマーケットを散策し、お土産を購入。タイらしい雑貨や食品をいくつか選びました。その後、Rちゃんのマンションに戻り、初日を終えました。
2日目へ続く