子供の頃からラジオ番組を聞くのが大好きでした。
でも自分でラジオ番組を作りたいなんて思ったことはありませんでした。
そんな僕がやっと重い腰を上げて作ったラジオ番組がこの番組です。
まだ誰も聞いていないけど
恥ずかしいから練習と思って話しています。
少しでも伝わるように自分の番組を聞き直すことがあるのですが、
自分の声を自分で聞くと違った声に聞こえて
僕ってこんな声なんだって思うと本当に恥ずかしい
そして話をまとめ切れずにあれこれ話していて、何が言いたいのかわからない話をしています。
始めてみてわかったことですが、スマホやモニターを前にして1人で話すのってとっても緊張します。
誰かと話すなら考える時間もあるし、言われたことに対して答えれば会話が成立するけど、1人だと考えながら話すのでうまく言いたいことが出てこなくって、そのうちだんだんとうまく話せなくなって緊張してしまいます。
別に空白時間があっても後で編集すればいいだけなのにね。
でもこれも練習。
経験する回数を増やすと、だんだんと慣れてくるしきっとコツもわかってくると思います。
ちょっと前まではもっと合理的に、最速でできる方法ばかり考えていました。
だからHow To本ばかり読んで、どうしたらうまくいくかそればかり考えていました。
でもそんなことするより実際に行動して経験値を上げて行ったほうが何かを感じれるし、自分にとってより良い方向へ進むことがわかってきました。(なんて時間の無駄遣いをしてきたのだろう!)
そもそもゴールに近づくことが目的なんだけど、その近道って遠回りに見えるようだけど行動を続けることです。
それに気がついてからは、ゴールに対して無駄なくゴールに辿り着くよりも、今やれる事をしっかりやることに力点を置くようになりました。
客観的に見て、最初になりたいと思っていたゴールの姿から変わったとしても、都度都度感じるゴールは、解像度が上がり、より自分にとってしっくり来るもの、言葉で人に伝えら得るものになっていました。
もっというと、目的なんて何かをするきっかけであればいいだけで、やっていれば流れに乗ってどこか自分に合った形のところに辿り着けばいいとさえ思っています。
そもそも未来にこうなりたいと思っても、環境や他の要因なんて全く思った通りにはいかないわけです。
地震なんて典型的に想像の範疇を超えたところで起きている。
それをコントロールするなんて無理な話だから、自分の置かれた環境でできることをやってその時に感じることを
次の推進力に変えてまた進んでいけばいいんじゃないでしょうか。
そう思えばそんなに未来に対して不安や恐怖って感じなくなるかもしれません。
とにかく場数を増やせば増やすほど、自分がなりたい姿をイメージしやすくなり、そして今何をすべきかイメージしやすくなると確信しています。
場数や行動を練習と捉えるとわかりやすくなるかもしれません。そういった意味で菊池雄星選手の言葉で、刺さった言葉があります。
「少しずつ上手くなるのではなく、コツをつかむと一気にうまくなります。練習するのは上手くなるきっかけをつかむためで、そのチャンスは100回練習するよりも1千回練習した方が多くなる。努力は、ひらめくためにするんです。」
とても素敵な言葉です。
あのような素晴らしい選手がその才能を更に輝くものにするために更に練習するのですから、好きこそ物の上手なれというのは本当なのですね。
プロアスリートにとっての競技のようなものでなくても、もっとこうなりたいって思えるものに出会うのは誰でもできる事だと思います。それを見つけたら迷わずに、できる事をとにかくやってみて、その時に感じる何かを大切に、次またやってみる。もうそれだけで最高だと思うんです。