「ボー」っとする時間を大切に

ぼーっとする時間を大切に

先週末から何にもやる気が起きずモヤモヤしていたので、「これは何なんだ?」って思っていたら、ラジオで夏の酷暑がメンタルヘルスに影響を与えているって言っていて、あれ?俺もそうなのかもって思っちゃった。

でも目の前には仕事もあるし畑もあるし、やらなければならないことだらけで、それを考えるともう嫌になっちゃうんだけど、やっぱり全てをほっぽらかして逃げるなんてのもできやしないから、できることから片付けているんだけど、そうは言ってもやることリストを書き出して、終わらせたリストを見ると、結構頑張っているなってわかる。自分がやっていることを自覚するのって大事で、どれだけやっても自分を責めてばかりいると、いよいよメンタルやられるから気をつけないといけない。

今年の夏、お世話になっているお客さん(人生の大先輩)が、暑くて食欲が全く湧かないのでつい1食抜いたところ、血糖値が下がってしまい、起き上がれなくなって寝込んじゃったらしい。おまけに3連休の初日で(ちなみにこの方病院の先生)、自宅横にある病院はお休み。
何とか息子さんに(息子さんも医師)連絡が取れて、点滴して元気になったものの、「死ぬかも」ってマジで思ったらしい。
暑さくらいというけれど、体力の落ちた人にとっては暑さで食欲が落ちて、つい1食抜いただけで死ぬかもしれないんだなと知った出来事でした。

しかし今年の夏も暑かったです。5月くらいから暑さを感じたので約5ヶ月程暑かったことになります。
気象庁の定義によると、最高気温が25度以上の日を夏日、30度以上の日を真夏日、35度以上の日を猛暑日としていているらしい。
真夏日の日数は年々増加しており、1990年から2019年までの30年間で約1.2倍に増加しているのだとか。
実際に感じるのは真夏日の日数の増加よりも、猛暑日の多さと1日における30度超えの時間がやたら長くなった気がします。今年福岡県太宰府市では、40日連続(過去最多、久留米:34日連続、 兵庫・淡路:31日連続。)だったそうで、私が住む地域でお外に出られないくらいのヤバい暑さでした。

これだけ暑い期間が長くなり、1日における30度超えの時間が長く(夜間も含め)、日中の35度以上になる夏を乗り越えようとすると、色々と気を配らないと知らず知らずのうちに免疫力が下がったり、メンタルやられたりするのでしょう!

そういうときは自分を責めたり、より頑張ろうとしても悪化させるだけなので、できるだけ自分を労ってあげないといけません。1週間くらい何にもせずに「ボー」っとできれば、元通りになるかもしれないけど、そんな人はそうそういないと思うので、1日のうちにコーヒーを飲む位の時間だけでも何にも考えずにゆったりとした時間を大切にしたいものです。

おそらく来年も同じような暑さになると思います。もう日本人の四季に対する感じ方も変わってきますし、夏の暮らし方も変わってきていると思います。忙しい世の中ですが、あえて「ボー」っとした時間を大切に生きていかなきゃ、日本の夏は乗り越えられないなと夏を終えて思うのです。

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この記事を書いた人

小さな生活をコンセプトにしているアラカンのおっさんです。
半自給自足を目指し仕事も趣味も楽しみながらつづく生活を送っている日々を綴っています。

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