久しぶりに雨のない朝。散歩に出かけ少しジョギングしてみるとやはり膝が痛む。むむ、ウォーキングに切り替えてみるも痛みまではないが、違和感を感じる。どうやらまた膝に水が溜まって来たようだ。
ショック。
しかしどうしようもない。これはかなりの長期戦になるなと腹を括ろう。膝の内部で痛めているところが完治しない限り、水が出てくるので無理してウォーキングしても逆効果だ。
1ヶ月以上走っていないので流石に太ってきた。これはヤバい。ランニングは好きに飲み食いするための方法だったので、走れなくなった以上別のことを考えないといけない。さてどうしたものか。
そういえば、昔モーターバイクのロードレースをやっていた時、ランニングなんて全然していなかった。しかし体重が軽い方がバイクが早く走るので、体重は増えないように気をつけていた。いや、若くて今よりずっと代謝量が多かったので何を飲んでも食べても太らなかったと言った方が正しい。
その時ってなんで走らなかったんだろう?走らなくても自分の目的が果たせていたからだよね?その目的って太らないってことか。その目的は今でも変わっていないかも知れない。いや正確にいうと太らないだけでなく糖尿病にならない。健康でいたいってことだ。その目的が達成できるなら今でも別に走らなくても平気なんじゃないだろうか。とか思ってしまう。
走る運動以外で今でもできる運動ってなんだろうって考えると筋トレだろうか。しかしジムに行くとなると時間も金もかかってしまう。それはちょっと現実的じゃない。家で自分で短時間でできる筋トレを、飽きずに面白がって続けられるようになれば代謝量もあげられるし痩せそうだ。しかしこれだけで痩せるとは思えない。やっぱり食べる量を制限しないとどうしても太ってしまう。いきなり食べる量を制限して酒を飲まないようにするのは、相当にストレスがあるのでそれは無理だと断言する。この壁を取り払うのはどうしたらいいだろう?
これは40代以降の人にとって共通した永遠の悩みだ。これを解消したらビッグビジネスになるな。そんなの誰でも思っているしわかっている。でもできないんだ。何故なら人には欲があって、それをコントロールできないから。欲のコントロールは自分ではできない。どんな奴も本能が勝っちゃう。それを手助けしてくれるってなんだろう?
多分他力。人に手伝ってもらう。
ってそれライザップじゃん。
まぁ、だからあそこまで成長できているだろうね。
でもダイエットって永遠にビジネスの種だね。
むか〜しネットの何かで読んだ話で、家入一馬さんが急に痩せてどうしたの?って聞いたら、毎食食べる前にご飯やおかずを半分に分けてから食べていたんだって。それと間食をやめたのだとか。そういうシンプルなやり方が一番続けやすいかも。
この時の痩せる動機は、周りの同期の人たちが成長していているように見えて、それに引き換え自分は何もできていないって焦っていた時に、太った自分の姿に気づいて「よし、痩せよう」って思ったらしい。
何をするにも続けるのにも自分を鼓舞する動機は大切だねぇ。まずそれをはっきりさせないと。
僕の場合は、太った姿をみんなに見られて、あいつ変わったなって思われたくないからかな。正直周りの目なんか気にするな!っていう気もあるけど、人の目を気にしないで生きるのもどうなん?って思う。自己顕示欲や承認欲求を否定する方が人として無理があるし間違っているのではないだろうか。それを踏まえて自分を変えていかねば、ちょっとできないところで簡単にやめてしまう。そこで踏みとどまらせてくれるのは、自分の欲や恥なんじゃないだろうか。
それ無しにカロリーだのどこそこの筋肉の話をしても釈迦に説法ってもんだ。
しばらく走れないから、このまま行くと間違いなく堕落した姿になる。そうならないためにも、楽しくあがいてみよう。