あなたは何かを決める時、直感で決めるほうですか?それともデータに基づいて比較して決めるタイプですか?
人間は意識して考えるより、無意識のうちに判断している生き物なんじゃないかな?と思っています。なぜなら、文字など無かった時代では判断する情報などほとんど無く、生きるために刻一刻と変わる状況において、経験と直感で判断していたからです。
次第に人類の文明の発達により、文字や図によって情報を共有することができ、紙や印刷の技術の発達によりそれらを残すことが可能になりました。現代においてはインターネットの技術発達により、必要な情報を瞬時に集めることが出来るようになりました。これら膨大な情報の検索と収集により、私たちは実際に経験せずとも、知らないことを知ることができるようになりました。
しかしその弊害として余計な情報も多く得られるようになってしまいました。それらの多くは尊徳の感情を揺さぶり、判断を迷わせる要因となります。多くの迷いの中で決めなければならない時、必要なのは問題をシンプルにすることです。このシンプルに考える最も正しい方法が、直感だと言えます。
様々な情報の中で人は知らず知らずのうちに、情報を消化しています。様々な考えられる因果の中で、どれが一番自分が今求めていることなのか?それを決めるわけですが、損得感情があると本来自分のどうありたかったのかが分かりづらくなってきます。
選択して得られる結果は経験の一つでしかないため、どれを選んでも結果によって素早く変化していけば良いのですが、できれば後悔はしたくないところです。詰まるところ自分がどうしたいのか?それが実現できる選択はどれなのか?を選ぼうとすると直感しかないんじゃないかと思うのです。
直感って非科学的なイメージがあるけれど、案外人間は無意識のうちにベストな判断をしているのではないでしょうか。自分と向き合わずに損得勘定や世間の目を気にするあまり、何を選びたかったのかさえ分からなくなる。そんなことが誰しもあるのではないでしょうか。
X(旧Twitter)でフォローしている方の以下の投稿が心に刺さったので掲載します。
私はシングルマザーの家庭で育ちました。学生のときに進路について悩んでいたら、
— 伊藤さん@シェアする社長 (@DaisukeIto1989) June 11, 2024
「人生で迷ったときは心が震えるほうを選びなさい。私はそうして生きてきて、あなたを産んで、なにも後悔はしてないわ。お金とか、成功とか、まわりの基準じゃなくて、大切なことは心で決めるべきなのよ」…
まさに意を得たり。素敵なお母様です。
心が震える方を選ぶ。私も幾つになっても心の震えを感じ取れる人間でいたいです。
人間感じ方も考え方も違うわけですから、いくら周りから色々言われてたとしても、自分がやりたいと思うことを選んで生きていたいものです。そのためには周囲の雑音や目先の事に惑わされず生きることが大切です。
「迷ったら心の震える方を選ぶ。」シンプルですが自分らしく生きる素敵な言葉だと思いました。