UTMB 2017 CCCチャレンジ③|10日間の旅費、まさかの19万円台

エクスペディア

前回のブログでは懐かしい写真が大反響でした(「新たな家庭内DV」とまで言われましたが(笑))。

UTMBに行くことが決まった我が家。決まったのはいいのですが、何度も書いている通り、我が家は平凡以下のしがない個人事業主です。

ずっと前にイタリアに行ったことがありますが、思えばあの頃は我が家にとって超バブリーな時期でした。国家保証付きの有給休暇なんてものもあって、かなり費用もかけられたんです。でも今回はそんなことは言っていられません。費用はもちろん、9月はほとんど仕事ができないので無収入。低コストで最高のパフォーマンスを得る必要があるんです。

UTMBに行く3つの方法

UTMBに行く方法は、大きく3つあると思います。

1. 公式ツアーで行く

一番安全で、レースに集中したい人にはおすすめです。サポートも手厚く、ホテルもスタート・ゴール付近で取れます。ただその分、費用はかなり高くなります。

2. HISなどのフリープランツアーで行く

航空券とホテルがセットになったツアーです。これまで海外に行くときは、だいたいこれを使っていました。現地にサポートデスクもあり、飛行機トラブルなどにも対応してもらえるので安心です。ただ、格安ツアーに飛びつくと痛い目を見ることもあるので注意が必要です(ちょうど旅行前に「てるみくらぶ」の破綻が話題になっていて、「大丈夫?」と心配されました)。私のおすすめはHISです。費用面でもホテルなどを自分で選べるので調整がききます。

3. 航空券・ホテルともすべて個人手配

今はネットで簡単に予約できる時代です。ただし、すべて自己責任。手配を間違えても、フライトに乗れなくても、誰も助けてくれません。その分、コストは自由自在で、予約方法次第でかなり格安にできます。


まさかの個人手配へ

「うちはどうするのー」と思っていたら、今回の健さんの動きの速さといったら。海外出張が多い友人や、UTMB経験者に片っ端から聞きまくって準備を進めていました(やればできるんだ、と感心しました)。

普段はHISでツアーを探すのですが、今回は個人手配でいくと、さっさといろいろ調べ始めたのです。

航空券——往復で一人83,185円!

まずは航空券から。

エクスペディアに行き先と日付を入力すると、いろいろな行き方と料金、時間が出てきます。あまりに選択肢が多くて最初はよくわかりませんでした。

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日本からジュネーブへ行く場合、ポピュラーなのは

成田(羽田)→パリ→ジュネーブ
成田(羽田)→ドバイ→ジュネーブ
成田(羽田)→カタール→ジュネーブ

などのルートです(関空発もあります)。

気をつけたいのは航空会社と乗り継ぎ時間。安さだけでなく、荷物の扱いや運行の安定性も含めて選ぶ必要があります。乗り継ぎが長すぎると到着までに疲れてしまうので、4時間程度がちょうど良く、最低でも2時間は欲しいところです。日本のようにスムーズに手続きが進まないので、思った以上に焦ります。中継地点をゆっくり楽しむという手もありますが。

今回選んだのはカタール航空(JAL共同運航便)で、福岡→羽田→成田(帰りは羽田着)→カタール→ジュネーブというルートでした。JALの共同運航便なので、何かあってもJALに聞けば対応してもらえそうという安心感があります。実際、成田からカタールまではJALの客室乗務員が搭乗していました。

フライト時間は、行きが28時間25分、帰りが27時間35分。時間だけ聞くとかなりの長旅です。

で、航空料金はいくらだったかというと——

二人で合計166,370円(一人83,185円)!

「一人で?」と何度も聞き返しましたが、これは二人分の往復料金です。

中東経由の空港を使うと安くなりやすく、月曜日などのフライトだと料金が下がる傾向があるようです。スケジュールと相談しながら最適なものを選ぶのがコツです。

ただし、すべて自己責任です。ローマ字入力のミスなどで搭乗できなくなることもあるので、予約は慎重に。

カタール航空
カタール航空

宿——窓を開けるとモンブラン

航空券が決まったら、次はお宿です。

今回はレースに参加するため、キッチン付きの宿を希望していました。ちょうどTDSに参加するHMSさんから「よかったら一緒に泊まりませんか?」とお誘いいただき、二つ返事でお願いしました。朝ごはんのパンがとても美味しいそうです。

その宿が、シャモニーの「アルペンローズ」さん。窓を開けると、どーんとモンブランが見える絶景のお宿です。

アルペンローゼ

韓国人のご主人と日本人の奥さんが経営されているホテルで、毎年たくさんの日本人UTMB参加者が泊まるそうです。日本語での予約もOK。

※補足:最近は常連さんの予約でいっぱいになることが多く、UTMB期間中に予約を取るのは難しくなっているそうです。

スタイルは山小屋タイプで、自炊が基本、シャワーもトイレも共同。プライベート感はほとんどありません。

でも、料金は格安です。

二人で50ユーロ(1泊あたり約6,000円)

本当はHMSさんと3人で泊まる予定だったので、3人だともっとお得になります。

日本人だと不自由を感じる方もいるかもしれませんが、海外の方は子供の頃からこういう場所でバケーションを過ごすのが当たり前のようです。私たち夫婦はどこでも寝られるタイプなので、個室の空間とベッドがあるだけで大満足でした。

ただ、町から歩くと30分くらいかかるので、バスの時間によっては少し不便もあります。とはいえ、その30分のお散歩もとても楽しかったです。アメニティは一切ないので、準備が必要です。

宿泊費は、

二人で6泊×50ユーロ=合計300ユーロ(日本円で約30,000円)

2017年のアルペンローゼの宿泊料金
2017年のアルペンローゼの宿泊料金

旅費トータル——10日間で約20万円

実際にかかった費用は、

航空料金 166,370円 + 宿泊料金 30,000円 = 196,370円

何度も確認しましたが、二人合計、10日分の旅費がこの金額。なんて素晴らしい時代なんでしょう。

これに加えて、エントリーフィーと現地での観光・食事代がかかります。

ちなみにエントリーフィーは以下の通りです(1ユーロ=130円で計算)。

UTMB:214ユーロ(約27,820円)
CCC:133ユーロ(約17,290円)
TDS:147ユーロ(約19,110円)
OCC:71ユーロ(約9,230円)

エントリーフィーは意外と良心的な価格でした。

あとはジュネーブからシャモニーまでのバス移動が、往復で一人75ユーロ(約9,750円)ほど。(後で知ったのですが、公式の割引などを使うともう少し安くなるようです)


UTMFに行くのと、あまり変わらない金額だった

振り返ってみると、結局UTMFに行くのとあまり変わらない金額でした。来年のUTMFは4月29日らしいので、おそらく時期的に一番高い時期。なんだか考えさせられます。

旅費はかなり節約できそうで、少し安心しました。とはいえ、やはり大きな出費。「贅沢は敵だ」をスローガンに、仕事も死ぬ気で頑張らなければならないことに変わりはありませんでした。

次回は、実際のフライトについて書きますね。まだまだ続きますので、しつこくお付き合いください。

シャモニー到着編へ続く

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この記事を書いた人

腎移植を受けて、今は元気に過ごしています。仕事では食に関わることが多く、農家さん向けの情報発信セミナーなども行っています。かつては夫のトレイルランニングを支えるサポーター専門、補給食担当でしたが、今は夫婦で福岡の小さな畑を育てながら暮らしています。「急がない。でも、やめない。」、夫婦それぞれのペースで好きなことをぼつぼつ楽しんでいます。

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