行橋別府100キロウォークに参加してきました — ゴール編

やったーゴール

第2チェックポイントの郷の駅宇佐を後にして、
快調だったペースを維持して、
別府を目指そうと出発したのですがなんかおかしい?

休憩も食事もちゃんと取ったのに、
なんだか体が重い。
全然ペースが上がりません。
体を冷やしたからかな?

体が暖まってきたらもとに戻るかもと思い、
しばらく歩き続けましたが、一向に回復しません。

そうこうする内に今度は睡魔が襲ってきて、
歩きながらガードレールにぶつかりながら歩く始末。
ひとって、眠くなるとどうしようもありませんね。
なんとかこらえようと、
楽しいことを考えたり、
歌を歌ったりするのですが、どうしても睡魔には勝てず、
フラフラしながら歩いていました。

コースは立石峠をダラダラと登る地点。
ふとコース脇の非常駐車帯を見ると、
何人もの参加者が地面に寝ていました。

寒くないのかなぁ〜?と思いつつも、
自分もあそこで横になって寝たいな〜。
そしたら楽になるのになぁ〜という気持ちが出てきて、
それを抑えるのが大変でした。

なんとかかんとか立石峠を下り、
睡魔も限界に達しようとしたその時、見えた一筋の光。
そう!それはコンビニ。
ファミマ山鹿店で翼をさずけてもらおうと手にしたそれは

レッドブル

これまで何度となく夜間帯を走るレースで助けてもらってきた、
エナジードリンクという得体の知れない飲み物に全てをかけ、
グイッと一口。

旨いゼ!( ̄ー ̄)ニヤリ

あとは体が復活するのを待つだけ。のはず…です

七曲り入り口

七曲り峠入り口に到着しました。
ぜんざいが美味しそうでしたが、
以前、100キロレースに出た時あんこをものを食べて、
ひどく眠くなった経験があり、ぐっとガマンしました。
レッドブル飲んでいるので、糖だけで言ったらあんこ以上なんですけどね(^_^;)
バナナを半分いただき、杖をお借りして七曲り峠へいざ出発!

七曲り峠

トレランやっているからかわかりませんが、
坂が坂に見えないくらいの傾斜に感じられ楽勝でした!
上りより長い下りのほうがしんどかったくらいです。

そこから赤松峠を上り、第3チェックポイントの日出町保険福祉センターまでの長いこと長いこと。
レッドブルから授かるはずだった大きな翼は、
思ったほどのものではなかったようで、
相変わらずしつこい睡魔とキツさとは、仲良しこよしのてくてくウォークです。

中々風景が変わりません

参加する前に参加経験者の方から、
別府湾が見えてからが長いよ〜と聞いていたとおり、
ほんっとに長かったです。
このあたりからやっと翼が少し生えてきたようで、
眠気がなくなりちょっと元気になってきました。

ボランティアで参加している知り合いの方からも声をかけてもらい、
ますます元気に!
やっぱり応援ってすごいパワーを貰えるものです。

やったーゴール

長い長い21時間36分09秒をかけやっとゴール。
感動というより、やっと終わった〜というのが率直な感想でした。

大会のコンセプトである

この長距離歩行を通じて、いつもと違う視点から自分自身への旅、「こころの遠足」そして「歩禅」をお楽しみ下さい。

を、楽しめたかどうかは今はわかりませんが、
とにかく長かった。
そしてキツかった。

今は、来年の100キロウォークのことを考えられませんが、
時間を気にしないでいられるようになったら、また出てもいいかな(笑)
やっぱりタイムを気にする自分がどこかにいるんですよね〜。

友人夫婦もゴール

友人夫妻も無事ゴール\(^o^)/
おめでとうございます!

無事ゴールできました

同じコースを決められた時間内に歩くのだけど、
参加している人それぞれ、
友人や家族で参加した人、またはゴールや家で待っていてくれた人、目標を持って参加した人、なんにも考えずに参加した人も含め、みんなが見て感じたことは、少しずつ違っているのかもしれないかもね。
それにしても長距離ものはゴールしただけですごいと思う。
今は誰かの言葉を借りて、自分で自分を褒めてあげたいです(^_^;)
なんにしてもいい思い出になりました。

また、いつか出る機会があったら、
その時の年齢で感じられる風景を、
また苦しみながら楽しみたいと思います。

これからチャレンジしようと思っている方、是非参加してみてください。
東九州独特のゆっくりとした雰囲気の中、歩く楽しさ、苦しさを味わってください。
そしてゴールの別府の寛容で開かれた雰囲気を満喫して、
ゴール後の温泉を楽しんでください。
普段の生活では味わうことの出来ない、
最高に充実した気持ちでゴールを迎えられることをお約束します。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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