身の丈にあった生活

ラジオを聞いていたら面白いブログが紹介されていました。

ちはるの森

糸島に住んでいるちはるさんという女性。
自給自足を目指し農業をしていて、
畑を荒らすイノシシなどを捕獲し、
自分で解体し食べているそうです。
それでその解体をブログにアップし評判になっているとのこと。
その行為に数多くの批判を受けながらも、
身の丈にあった生活を実践している方だそうです。

以前うさぎを解体するブログをアップし炎上したそうです。
そのときのコメントで、
「これだけ食べ物があるのに、
どうして動物をわざわざ捕獲して食べなきゃならないのか?」
という意見があったのだそうです。
それに対して彼女は、
食べていい命とそうでない命なんてないと言っていました。

身の丈にあった生活を僕はできているだろうか?
近頃思うことがあります。
必要以上に便利にならなくてもいいし、
消費税が上がるからといって必要以上に買いだめしなくてもいいし、
安いからといって食べ物たくさん買って、
冷蔵庫の中で腐らすのも勿体ないし、
人間はやっぱり傲慢だね。

昨年引っ越した時に荷物の多さに自分でも驚いた。
便利だからといって簡単に買って、
案外便利じゃなかったら、
使わずにそのままにしてたりしているものの多さ。
なんかかっこ悪いし、なんて生きる力が無いのだろうって。
お金が全くないと困るけれど、
それも必要以上にあって、
ただ消費することでしか生活を保てないのなら、
あまりにも生きるということに対して無力過ぎる。

食べ物だって簡単に残すのはやっぱり違うと思う。
命の連鎖の上に人間は生きているということを忘れてはいけないと思う。
幸せに生きるために病気になってはいけないけど、
ダイエットのために食べ物を残してもいいという風潮が、
当たり前になるのはちょっと怖い。
牛丼だってハンバーガーだってお寿司のネタだって、
元々は命だったわけだから、
大切に食べないとね。

自給自足までとは言わないけど、
食べるもの少しくらいは作れて、
今まで買っていたものを少しずつ減らしていって、
買うことがアタリマエと思っていたものを、
少しずつ自分でも作れるようになりたいな。

そういう生活はまだまだ出来そうにないので、
ただただ、尊敬の眼差しですが、
食べ物や命に対する思いを考えなおすよいブログですよ。

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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