日曜日の朝、素敵な本を紹介してくれる番組があります。
その番組はメロディアスライブラリー。
昨日紹介された本はやなせたかし氏の「やさしいライオン」
実はこの本私持っています。
内容は親子の絆を描いた優しい気持ちになる絵本です。
その番組の中でやなせさんの人柄を紹介した部分があり、
番組中にアンパンマンのマーチがかかりました。
すると3年前のテレビを見るのが辛くなった時に、
ラジオから流れたアンパンマンのマーチのことを思い出しました。
何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!
それまで子供向けのアニメくらいにしか思わなかったのに、
心の奥深くに届いた言葉でした。
明日は防災の日。
東北大震災から3年目を迎えます。
でも僕にとってはアンパンマンの日と呼びたい。
人を思いやり家族や友人の存在の大切さをあらためて知る日。
傷つきつきながらも勇気を持って前に進むことを確認する日。
そんな日だと思っています。
ただ、アンパンマンのマーチが流れたからといっただけで、
どうして震災とアンパンマンが繋がるの?って思われるかもしれませんが、
理由などどうでもよいのです。
理屈じゃないのだと思います。
もっと時間が経って、
やなせたかしさんが伝えたかったこと、
思いなどが理解できるようになってから判ればいい。
もっと知りたいと思ってやなせさんに関係する本を2冊買いました。
僕は何の当事者でもないし、苦しんでもないけれど、
人として決して忘れてはいけないことを決して忘れないように、
アンパンマンの日にゆっくりと読もうと思います。