今日で震災から3ヶ月となりました。
昨日のブログから今日の内容でお恥ずかしいのですが、思ったことを書いてみます。
そもそもどうしてこのことを書こうと思ったかと言うと、今朝見ていた番組で3ヶ月と言っていて「エッ、もう」と思ったからでした。
私に限ったことかどうかはわかりませんが、確実に1ヶ月目よりも2ヶ月目、2ヶ月目よりも今日のほうが関心度が低くなっているのを感じます。
3ヶ月もたったのにまだ被災地では9万人以上もの人々が、仮設住宅にも入居できずに体育館などで生活しています。
これまでは燃料が回らずに寒さとの闘いでしたが、これからは暑い季節になり衛生面でも心配があります。
テレビでのインタビューで「夏物の衣類や扇風機などの救援物資などが集まらない」とおっしゃっていました。
また、義援金なども市町村まで下りていても振り分ける職員が足りずに、なかなか被災者の方々の下へは行き渡らないのが現状だそうです。
早急にアルバイトなどを募集し、早く届けたいと職員の方がおっしゃっていましたが、被災者の中からアルバイトを募り処理のスピードを速めるなど工夫をして欲しいものです。(もうやってらっしゃるのでしょうが‥‥)
そして最後に自ら被災し取材に当たっている記者の方が印象的でした。
「私たちは何も必要以上のお金や物を欲しているのではありません。ただ温かく見守って欲しいのです。これから長い時間をかけ、元の生活に戻れるべく努力を重ねていく途中で我々のことを忘れずに、見守ってほしいのです。」と。
この言葉を聞いて、「ハッ」としました。
私は忘れてはいませんし、なかなか進まない事態にいらだちも感じます。しかしどこかで他人事になっている自分がいることに気がつきました。
たった3ヶ月しかたっていないのに、こんなに意識が薄くなるなんて。
大きなことは何も出来ていやしませんが、気持ちを寄せて温かく見守ることは出来るはずです。
我々にできることは過去に起きたことを忘れずに、今を精一杯生き抜くこと。
そんなことを思わずにはいられない今日の朝でした。