もし素っ裸にされてもあなたにはやれることある?食堂かたつむりから思ったこと

このあいだ読んだ「食堂かたつむり」。

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その中にとても心に残った文がありました。
忘れないように残しておこう。

家財道具も調理器具も財産も、持っていたものはすべてなくした。けれど、私にはこの体が残っている。
〈-省略-〉
祖母から譲り受けたレシピの数々は、すべて私の舌に残っている。
〈-省略-〉
様々な飲食店で修行を積んだ経験も、この体の血や肉や爪の間に、年輪のように刻み込まれている。
 たとえ衣服を剥され素っ裸にされたとしても、私は料理を作ることならできる。

食堂かたつむり

全てを失ってもそこから始められる強いものを持ちたいな。
そんな強いものを持って、生き続けて生きたいなと思わされた一冊。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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