独立したいという焦る気持ちと、富士山の頂上の話

先日、テレビで印象的なシーンを見ました。

5年間修行を積んだ料理人が、親方に「そろそろ別の場所でステップアップしたい」と打ち明ける場面です。

親方はこう言いました。

「早く独立してお金を稼ぎたいのはわかるが、あせるな。焦って、身近なできそうな目標に挿げ替えるのはもったいない。最初から上手にできる奴なんか誰もいない。どうせ頂上を目指すのだから、もっと大きな目標をめざしてほしい。」

「目標を目指すということは、富士山に登るようなこと。登る道はたくさんあるが、目指すのは頂上ひとつなんだ。大切なことはどの道が最短かということじゃなく、毎日登り続けるということ。」

「今は損をしているような気がするだろうが、きっと今の経験が役に立つ日が来る。親と師匠はうそをつかないよ。」

画面の前で、ビリッと電気が走りました。

まるで、自分に言われているようだったからです。

目次

今、焦っている、正直に言えば。

仕事を始めてから、不安がないといえばうそになります。

守る家族がいる。でも、なかなか稼げない。同じようなことをやって、もっと稼いでいる人を見ると「やり方が悪いのかな」「お客さんにはもっともらっていいのかな」と、ぐるぐる考えてしまう。

お金のこと、仕事のこと、人との関係。大切にしなければいけないことはたくさんあって、その中で何を選んでどう経営するかは自分次第。

頭ではわかっている。でも、焦る気持ちをうまく抑えられないのも事実です。

それでも、これも経験だと思っている。

こんなことをぐるぐる考えて、「どうでもいいことで悩んでいるな」と思うこともあります。

でも、これも経験なんだと。

上がったり下がったりしながら、少しずつうまく対処できるようになっていくんじゃないかと思っています。

ただ、ひとつだけ気をつけていること。わからないのに、自分にうそをついてやり過ごすのはまずい、ということ。

迷ったっていい。焦ったっていい。でも、自分の本音から目を背けない。

頂上はひとつ。毎日、登り続けるだけです。

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この記事を書いた人

無理せず楽しく、手作りの小さな暮らしを大切に。
アラカンの「つづく生活」実践者です。
半自給自足を目指しながら、仕事・趣味・家のことをコツコツ楽しんでいます。
日々を淡々と綴ることで、人生を整えるヒントが見つかればと思っています。

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