2017 UTMB CCC に参加してきました — スタート編

スタート前
目次

スタートは9時でも朝が早いCCC

移動マップ

スタートはイタリアのクールマイユールというところからなので、
宿泊地でゴール地点でもあるシャモニーからは移動する必要があります。

6時にバスのりば

この移動には選手とサポーターにバスが用意されています。
事前にネットで何時のバスを予約するのですが、
実際に乗り場へ行ってみると、
バスの運転手や係の人は何にも見ずに「乗れ、乗れ」って感じでした( ̄▽ ̄)
また、サポーターも事前に30ユーロでチケットを購入すれば、
コースを巡回するバスに何度も乗ることができます。
少し時間がタイトですが、
外国から来た個人サポーターにとってはとても心強いものです。
もちろんサポーターへも何も見ずに「乗れ、乗れ!」でした( ̄▽ ̄)

カーボローディング中

ちょっと話が逸れますが、
昨年UTMF(STY)に参加した際、
妻にサポートしてもらおうと移動用の手段を調べましたが、
UTMFのスタートを見ると、
バスの本数が少なくゴール地点に帰ってこれなかった記憶があります。

結局レンタカーを借りて対応しましたが、
レンタカーの台数にも限りがありますし、
サポーターにしてみれば(例えお金を払っても)、
バスに乗って応援できるとわかっていれば、
もっといろんな応援の方法を考えると思いますし、
別のエイドに移動してもらい、
お金を払ってもその地域の食事を楽しんでもらったり、
初めて行った地域の発見をしてもらえれば、
自治体にもメリットはあるはずです。

もちろん運営事務局からすればバスをチャーターするのは費用もかかることは承知のうえですが、
大きなエリアでランナーだけではなく、
サポーターも楽しめる方法を考えればどうしてサポーターにも目を向けないのか不思議です。

妻がよく言うんですが、
エイドの裏でサポーターや応援している人向けに食事の販売をしてほしいと。
マラソンにしてもトレランにしても、
温かいものやランナーが食べているものが食べたいと。
お金は払うからそういうところを用意して欲しいと!

まだ発展途中の大会だとは思いますが、
選手・サポーター・観客皆で大会を盛り上げられたら、
また、完璧ではないにせよ、
多くの大会がそうしやすい環境に近づいていけたらいいなと思います。

スポーツセンター

クールマイユールに到着しました。
まだスタート地点へ行くには早いので、
バスを降りてすぐにあるマウンテン・スポーツセンターで時間を過ごすことしました。
ここはアイススケート場でもあり、
ウィンタースポーツが盛んな様子が伺えます。

ストレッチをするランナー

時間があるのでストレッチをしたり、マッサージしたり、
最後の荷物をチェックしたりと各々リラックスした時間を楽しんでいました。

今回の秘密兵器

ここで今回の私のスペシャルアイテムを紹介します!
200ml入りの超軽量マグボトルと、味噌汁の素、粉茶、そして柿の種やらスルメなどの酒の肴。
暖かいものと眠くなったらポリポリと顎を動かして、
寒さと眠さに打ち勝つ予定です(^_^;)

特に大活躍だったのが超軽量のマグボトル。
直前にこちらのサイトを拝見して出発前々日にAmazonから購入したのですが、
夜間帯に入り気温が下がってからは、
エイドで無糖の紅茶をもらい、粉茶を入れて飲んでいました。
私はお腹が弱く、寒いのが苦手。
どうしようかと思っていましたが、
暖かいものを飲み胃の中から温めるのが寒さ対策にはとても効果的でした。

タイガー水筒 200ml 直飲みステンレスミニボトルサハラマグ軽量夢重力ブラウン MMP-G021-TV Tiger

どこを撮影しても絵になる景色

スタート地点へ向かいます

スタートまであと1時間となったので、スタート地点まで向かいます。
しかしシャモニーの景色も最高でしたが、
イタリア側から見る景色も素晴らしかったです。
どこを撮影しても本当に絵になります。

荷物を預ける人はここで

途中、ゴール地点まで持っていってもらうバックを預ける箇所があります。
ここを過ぎるといよいよスタート地点です。

気の良さそうなイタリア人にお願い

ここから先はランナーしか入ることが出来ません。
実際は右と左の通路を歩くだけで最後は同じところに出るのですが……( ̄▽ ̄)
一応ここでお別れ。
気の良さそうなイタリア人に写真を撮ってとお願いしてパシャ。
スタートブロックへと入っていきました。

スタート前

スタート地点に並んだ時に日本から来られた方に教えていただいたのですが、
スタートは番号順に3つに分かれていて、
15分おきにスタートします。
私は最後の3ブロック目だったので最初にスタートしたブロックから、
30分遅れのスタートです。
この30分があとあと響いてくるとは…、
この時は知る由もありません。
ルールに関しては正直情報収集不足でした。

英語で書かれたレギュレーションを対して読まず、
トレランレースなんてどれもだいたい同じだと思い、
読み込んでいませんでした。

これも今回の大きな反省です。
事前に用意できることはなんでもやっておく。
鉄則ですね。
次回から気をつけます!

いよいよスタート!

お待たせしました!
もう、3回目のスタートのMCなので、
だんだんとどうでも良くなっている感があるかもしれませんが(^_^;)
こちらはランナー目線で

こちらは妻が撮影したサポーター目線です。
イタリア語のカウントダウンカッコイイですよ。
ご覧ください。

高揚した気分でスタートし、
ヨーロッパらしい石畳の中を走っていくと、
大小のカウベルを振ったり、
老若男女構わず大きな声援をかけてくれます。
本当に最高の気分です!

あぁ〜これがCCCかぁ〜(≧∇≦)

と気分に浸っていると、
建物がまばらになった頃、
何人かが脇にすっと消えていきます。
何しているんだろう?って横を見ると、

おおらかなヨーロッパ人

オ◯ッコをしていました。
レース中もずっとなのですが、向こうの男性ランナーさんって、
どこでもここでもされるんですよね〜。
なんか、おおらかというか微笑ましいというか(^_^;)

最高の天気と山の景色

Tete de la Tronche までの上り

山道に入ると最高の景色が出迎えてくれます。
見たこともないようなでかい山々。
心配していた天気はウソのように晴れ快晴です。

Tete de la Troncheまでの上り

山がどれくらいデカイかというと、ざっとこんな感じです。
自分が行くところがず〜っと見えるんです。
ヒェ〜、あんなところまで行くのか〜って感じです。

あっ、それとゼッケンと一緒に自国の国旗がプリントされたものを渡されます。
それには名前を書くところと、
裏面にUTMB用なのですが、何分後に起こして!書かれています。
これをザックに付けておくことをお勧めします。
やはり苦しい時、
日本人同士励まし合うのって元気が出ますよ。
この方と私のように!

振り返ると

そして振り返るとまた、ず〜っと人がつながっています。
気を取り直して上を目指します!

Tete de la Tronche

何とかかんとかたどり着いたTronche山頂。
初の自分で登った2500m級の山頂です。

標高2584m

データでは2584mとありますので、
今日のSUUNTOちゃんのデータはまずまず。
とくに空気が薄いなどは感じませんでした。

第1エイドのBERTONE小屋

第1エイドベルトーネ小屋

天候も少し暑いくらい。
水分補給も飲みすぎず美味く出来、
ジェル補給も決まった時間に1本ずつ消化していて迎えた最初のエイド。
どんなものがあるのか楽しみでした。
ここで食べられるかどうかで今後の補給の内容が変わるので、
とりあえずできるだけ口にしようと思いました。

サラミ

話に聞いていたサラミ。

チーズ

アーンド、チーズそしてバケット。

お決まりのスープ

そしてソーメンみたいに細くて短い麺の入ったスープ。
皆、バケットを割って、チーズとサラミをはさみサンドイッチにして、
このスープに浸しながら食べていました。

真似をして一口。
「おっ、けっこう美味しい!!」
良かった、これなら食べる分には問題はなさそう。
あとは食後のお腹の様子で問題なければ、
ジェルは完全に補助的に回して、
おにぎりとエイドで食べ続けることができると思いました。

ケーキなど

その他にもクッキーやケーキなどが用意されていて、
どれも美味しかったですよ。

飲み物も水、炭酸水、スポーツドリンク、コーラ、紅茶、コーヒーなど、
ずっと同じような内容でしたが充分な内容でした。

サンドイッチでお腹を満たし次のエイドBONATTI小屋を目指します。
到着時間も計画通りです。
最高の気分で次を目指しました。

BERTONE – CHAMPEX-LAC編へ続く

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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