尿路結石 うれしはずかし石取り日記−−その1

嬉し恥ずかし石取り日記

嬉し恥ずかし石取り日記

尋常じゃない色の血尿を経験したことがありますか?
別に殴られたというわけではないし、
死ぬほど長時間労働を続けているわけじゃないのに…。

昨年末ついにそれを経験してしまったんです!
元来私は石もちで、
これまでも何度となく苦しめられてきました。
「あ〜、たぶんまた石ができているのかなぁ?」くらいに思ったんですけど、
こんな血尿の経験はなかったんです。
まさにフレッシュそのもの!
いつもの痛みも感じないし、

「なにこれ?ちょっとオレやばいんじゃない?(;・∀・)」って、

相当にビビっていたけれど、
なんとなく正月を過ぎておしっこも元の色に戻っていたので、
忘れていました。

だけど行かなきゃならないときというのは来るようで、
まさに神さまに「今、行っとけ〜」って、
呼ばれるかのように時間がポッカリと空いた日があったので、
思い切って泌尿器科へ行ってきました。

目次

泌尿器科で言われたことは

「ガンだったら嫌だなぁ〜」って思いながら、
エコーとレントゲンを受けて診察してもらうと、

「大きい石があるよ!これ、痛かったでしょ!!」

でした。ε-(´∀`*)ホッ

腎臓と膀胱をつなぐ尿路に長さ11ミリ、横6ミリの大きな石があるのだとか。
石があると普通は石は溶ける薬を飲んで体外へ出すのですが、
10mmを超えると無理らしく、
体外衝撃波砕石術か、内視鏡手術か開放手術となるようですが、
今回の場合、石の位置が体外衝撃波では届きにくい位置にあるようで、
内視鏡手術をすすめられました。

レントゲンを見せてもらいましたが、
確かにピーナッツくらいの大きさの影があり、
素人目にもはっきりと分かる大きさ。
最後にガンはないよと軽く言われたので、
ホッとしました。

「ここでは手術できないから、紹介状を書きますね。
なぁに、2泊3日のかんたんな手術ですよ」とにこやかに先生がおっしゃったので、
もう、本当に気分が軽くなって、
こんなことならさっさと来ればよかったと思いました。

今の病院って恐ろしくシステマティック

翌日、紹介状を持って総合病院へ。
数年前にできた地元では新しい病院です。
以前一度付き添いできたことがあったので知ってしましたが、
今の病院ってすごくシステマティックなんですね。
予約時間に受付に行き、
紹介状を渡すと今日のスケジュールと患者番号が書かれた紙を渡され、
最初の診察場所へ。
あとは、一つずつ終われば次の場所へ、
赤と青の矢印を伝って番号の書いてあるところへ行って、
自分の番号が呼ばれたらレントゲンを取られたり、採血されたりすればいい。
まぁ、少々待たされることもあるけれど、
行くところと順番、残りの検査がすぐにわかるって楽だし安心。
検尿→採血→レントゲンと済ませやっと診察を迎えました。

先生からは、
「これ、相当痛かったやろ?レーザーで砕きましょう。」と、あっさり決まりました。
別大マラソンを控えていたので、
先生に走ってもいいですかと聞くと、
痛みを感じなければいいとお墨付きももらえたので、こちらも安心。
手術日の予約を済ませ、入院に関する諸々の説明を受けて本日終了。
思ったよりも時間がかかりませんでした。

2泊3日だし終わったらすぐ普段の生活に戻れるくらいの軽い気持ちで、
その日を終えました。

それにしても、日本の皆保険って制度は素晴らしいですね。
検査の順番待っているとき、
8割位の患者の方が60代以上の方だったんですけど、
私を含め誰もが安価に医療サービスを受けれる日本ってすげーな!ってマジ思いました。

そんな呑気な気分で入院日を迎えました。

その2へ続く

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この記事を書いた人

パソコンとネットの何でも屋さん兼農家見習い中
2021年に奥さんに腎移植して人生の価値観が大きく変わりました
何が起きても諦めずに生き抜く力が一番大切
時々ブログも書いてます

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